2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

予備試験の行く末

予備試験とは,「法科大学院を経由しない者にも法曹資格を取得する途を開くために設けられるもので,これに合格した者は,法科大学院修了者と同等の資格で新司法試験を受験することができ」るという制度です。この予備試験について、岡口判事(7/10の記…

プリングルスの正体

Pringles 'are not potato crisps' (BBC) イギリスの高等裁判所が、プリングルスのジャガイモ成分は50パーセントに満たないことなどを理由として、プリングルスはポテトチップスではないと判断したとのこと。 …じゃあ、50パーセント以上あるという非ジ…

若手弁護士の将来を考える会

本日開設された「若手弁護士の将来を考える会」のサイトを見る。先日、この会が実施した若手弁護士に対するアンケートの結果に興味があったのですが、アンケート結果の公表はまだ先の模様。 なお、この会の代表世話人は、ワイドショーのコメンテーターでおな…

判例タイムズ1267号

新司法試験における答案およびその素点を記載した文書が「行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律」14条7号柱書の事務支障情報に該当するとした大阪地裁平19(ウ)104号事件判決が掲載。 当事者欄に原告代理人の記載がないということは、受験…

教師の指導と生徒の自殺

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008063000009 上記記事によると、長崎地裁は、教師の指導に不適切な点があったこと、この不適切な指導と生徒の自殺との間に事実的因果関係があることは認定しつつ、自殺に対する予見可能性を否定したとのこと。 一般論…

工事進行基準一本化とIT業界

SI契約に変革迫る「進行基準」 従来、日本の会計基準では、長期請負工事契約について工事進行基準と工事完成基準のいずれかを選択すればよいとされていたが、国際会計基準との統一化のために、来年4月以降開始の会計年度から、原則として工事進行基準に一本…

社内弁護士のお仕事

社内弁護士という選択―インハウスカウンセルの実際の仕事を描いた15講作者: 芦原一郎出版社/メーカー: 商事法務発売日: 2008/04/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 25回この商品を含むブログ (15件) を見る アフラックの社内弁護士である著者が、具体的…