法曹教育

予備試験の行く末

予備試験とは,「法科大学院を経由しない者にも法曹資格を取得する途を開くために設けられるもので,これに合格した者は,法科大学院修了者と同等の資格で新司法試験を受験することができ」るという制度です。この予備試験について、岡口判事(7/10の記…

就職活動

とはいっても、私ではなく、現行61期修習生の後輩のハナシ。 先月下旬に弁護士会館で東京三会の合同説明会があったそうだが、やはり未だ就職が決まっていない新60期修習生の姿が珍しくなかったとのこと。 現行組についても、求職者の数の割には募集事務…

「合格率7,8割」の神話

法科大学院雑記帳作者: 米倉明出版社/メーカー: 日本加除出版発売日: 2007/06/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 22回この商品を含むブログ (11件) を見る上記の本によると、 政府の司法制度改革審議会(以下、改革審という)が打ち出した構想では、合…

新司法試験、考査委員の慶大教授が類題演習…法務省が調査

植村教授は読売新聞に「合格者数を維持したかった。今になってみると公正さが疑われても仕方ない」と話している。 こういう(自分のところの)学生思いの素晴らしい教授がいるLSは,受験者の人気がさらに上がるかもしれませんね(皮肉)。

適性試験

今日,日弁連の適性試験がありますね(つーかもう試験が始まっている時間ですが)。先日択一(旧試験)に落ちた後輩も,今日の試験を受けているので,いい結果を出して欲しいです。

旧司法試験択一試験結果発表

合格者数は、去年(3820人)と比べて、41.9%減(2219人)とのこと。予想以上に合格者数が絞られましたね。択一に合格された方は、あと40日間頑張って下さい。

LS適性試験の受験者数

来年度入学者の動向を示す適性試験受験者数だが、更に厳しい状況だ。 今日聞いたところでは、DNCへの申し込みが昨年より2500人以上も減っている。JLFでも500人程度減少ということで、ロースクール受験希望者が着実に減っていることは確かなことのよう…

法学部と法科大学院

あえて自分が解説するまでもないが、実際には「法学部出身」であっても社会人の多くは「法学未修者コース」へと進んでいるし、逆に法学部以外の出身でも「法学既修者コース」へ入っていった者もいるから、上記記事の表現は正確とはいえないだろう(『企業法…

法科大学院の人気

4月1日現在で、全74校(募集人員5815人)の志願者総数は前年比4866人増の4万5207人、志願倍率は同0.9ポイント増の7.8倍だった。 法科大学院の人気は下がる一方だと思っていたら、少し回復していたようだ。 志願者増にもかかわらず、…