窮地の消費者金融

また、今週号の「週刊ダイヤモンド」の第2特集は、「窮地の消費者金融」というものだった。
同誌の予測は、過払い金返還請求は当面減少せず、消費者金融各社の体力を奪い続けるというものでしたが、果たしてこの予測は当たるのだろうか?
たしかに、簡易裁判所の期日予定表を見ると、消費者金融が被告の不当利得返還請求事件が記載されていることが多いことから、現在も数多くの過払い金返還請求事件が裁判上、裁判外で存在するものと思われます。
ただ、貸金業法の改正により、消費者金融各社が利率を利息制限法の範囲内に改定している以上、近いうちに過払い金請求事件の数は減少していくと思います。