<告訴無断取り下げ>担当検事を立件へ 東京地検
検事は調べに対し一連の書類捏造を認めているという。検事は4月に札幌地検に異動しており、地検は異動直前に事件処理を急いだことが動機とみている。
『裁判員制度の正体』という本の中で、検察官が起訴の際に、本来、強盗傷害として起訴できる案件であっても、裁判員審理の対象となることを避けるために、窃盗事件、傷害事件と分割して起訴することを懸念していますが(129頁以下)、上記事件の検察官のように、真実追究を軽視して、楽をして事件処理を行おうとする不心得者がいると、上記懸念も杞憂とは言い難いでしょう。
- 作者: 西野喜一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/08/17
- メディア: 新書
- クリック: 75回
- この商品を含むブログ (53件) を見る